【クロ】
「う……」

並外れた力に圧倒される。
押さえつけられて身動きが取れない。

【ホロウ】
「お前はさ、俺からすれば圧倒的に喰われる立場なんだよ。弱者側なんだよ。
分かんだろフツーさ。それが理解できねえからこういう事になるってこと……俺が教えてやるよ」

ホロウは濡れた唇を上げ、クロの下着をずりおろした。
ペニスが露わになる。

【ホロウ】
「へえ。ここも黒いのかと思ったけど、うまそうな色してんじゃん」

笑いながら躊躇なくペニスを握られ、クロは硬直した。

【クロ】
「なっ、……止め……」

赤くなったり青くなったりしながら、どうにか抵抗しようと、もがいて声を張り上げる。

しかし、途端に懲らしめるように力が込められた。
強く扱かれる。

【ホロウ】
「だから黙ってろって」

ひどく温度が低く冷たい声。
同時にホロウの周囲の水温も下がり、張り詰めた。

【ホロウ】
「ここ、マジの意味で喰われたくないならな」

なあ、と意地悪く口角を上げ、性器をぐにぐにと潰すような動きをしてみせる。

ホロウは、ホホジロザメの残虐な本能を剥き出しに、クロの動きを制止した。

【クロ】
「ひ、ぐ……」

クロは痛みと恐怖に呻いた。
そんなクロの様子に、ホロウは尖った歯をむき出して笑う。

【ホロウ】
「どうせお前童貞で処女だろ。残念だったな、俺が初めてで。
でも、まあ……俺はお前いわく『優しい奴』だからな。
おとなしくしてたら、そのうち悦くしてやるよ」

言うままに、今度は空いたヒレで服を捲る。
ホロウはクロの胸を這うように奥へと侵入し、恐怖と性器への愛撫で尖った肉粒を潰すように捩じりあげた。

【クロ】
「あ、っ……」

ぞわっとして、息をのむ。
乳首を弄られ、情けなくも腰が揺れてしまった。

【ホロウ】
「くっ、ここ……硬くなったぞ」

【クロ】
「っ……!」

【ホロウ】
「くく、身体は素直でいいな。じゃあ、おっぱじめるか」

【クロ】
「や、やだ……!!」

【ホロウ】
「お前バカか。やだ、じゃねーよ」

ホロウはクロの腰を乱暴に掴むと、欲望は自ら破った檻のように、理性の脆い鎖も喰いちぎった。

ぐっ、と体重がかかる。


※イベントCGとシナリオは開発中のものです。